SONY C-80を導入する【コンデンサーマイク】

音楽

ダイナミックマイクからのアップグレード

SHURE 588SD

以前から私が所有しているSHURE 588SD(SM58ではない)は大分古いダイナミックマイクです。
音質に特段問題があるわけではありませんでしたが、感度が低く、I/O側のゲインを上げ、近づかないと収録できないという問題がありました。

ちなみに、588SDはメキシコ製です。スイッチ付きなのが地味に便利ですね。
ダイナミックらしい、ローが強めに出るマイクで、音の解像感がイマイチです。これが買い換えた大きな原因ですね。クリアで解像感のある音が欲しかった。

ボーカルとアコギの録音に主に使っていました。ボーカルは先ほど書いたようにローが強めに出て(近接効果も原因かも)アコギは粒感があって煌びやかさはイマイチ、といった印象です。

I/O側のゲインを上げる必要はありましたが、588SDのセルフノイズの少なさは素晴らしいです。落としたことも何回かありましたが、とても頑丈です。壊れません。今後もサブとして使っていきます。

SONY C-80

左側の写真は表面(0°)側です。SONYのロゴはレーザー彫刻してあります。
筐体は金属製で、シャーペン程度の長さですがずっしり重く、高級感があります。MADE IN JAPAN

右側の写真、裏面にはPADとハイパス。アンプ録りや環境音収録にも使えそうです。ちなみに裏面のロゴは彫刻ではなく印刷でした……。ちょっと残念だけどその分価格が安いんだと思います。

まず、指向性が鋭い印象を受けました。コンデンサーマイクって、割と色々な所からの音を拾ってしまう印象でしたが、録音環境をそこまで気にせずに録れます。180°の位置で思いっきりエアコンを稼働させていましたが、素人耳には気になるようなノイズは聞こえませんでした。マスタリングしたときに邪魔になるかもしれませんが……。

音質に関しては、申し分ないですね。温かみのある中域と伸びのある高域に加え、音の解像感も満足です。マイクと口との間の空気感が伝わるような印象を受けました。

今後バリバリ使って行こうと思います。

切り抜きが雑いですがショックマウントも付属しています。逆さ吊りにしてもしっかりホールドする安定性です。
ケーブルは安定のカナレ社製、プラグはノイトリックです。白いケーブルがオシャレです。
ポップガードは中華の安物。

タイトルとURLをコピーしました