【在来線】大阪⇔東京、東海道線と中央線経由を比較検討

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在来線での旅

東京・大阪間の移動と言えば、東海道新幹線が鉄板ですが、いかんせん新幹線の特急料金は高いということで、在来線での移動を選ぶ人も多いと思います。

18きっぷ期間なら、経路にこだわることもなく好きに移動できます。しかし、18きっぷは期間が限られているほか、最近は使いにくくもなったこともあり、普通の乗車券で移動することも多いのではないでしょうか。

ということで、今回は東京⇔大阪間の移動をする際、東海道線経由か中央線経由のどちらがいいのかを比較検討していこうと思います。

実用性があるかは置いておいて、おまけとして太多線経由中央線ルートと関西本線ルートも入れておきます。

ルート

©Google

上の地図の通りですが、解説します。

東海道線経由

わざわざ書くまでもないです。乗り換えポイントとしては熱海、浜松、豊橋、大垣、米原なんかがあると思います。

楽に移動したい場合、東日本区間は普通車グリーン車特急踊り子号(熱海⇔東京)、西日本区間はAシート特急サンダーバード(京都⇔大阪)などが便利です。東海区間は夜遅い時間になればライナー列車があります。

中央線経由

東京→塩尻→名古屋→米原→大阪 名古屋からは東海道線に乗り入れます。

特急あずさ(新宿⇔塩尻)や特急しなの(塩尻⇔名古屋)などが便利です。あずさには自由席がありませんが、しなのには自由席があります。

太多線・高山線経由

中央線ルートの亜種です。名古屋をスキップし、多治見と美濃太田で乗り換え、そのまま岐阜に向かい、東海道線に乗り換えというルートです。

関西本線経由

キハ120系
キハ120系

東海道線ルート、中央線ルートどちらも使えます。名古屋で乗り換えとなります。

江戸時代からの東海道は実はこちらです。実は一部区間が非電化で、これが原因で乗り換えが増えます。それを苦に感じなければ結構面白いルートだと思います。

名古屋で乗り換え後、亀山/加茂(非電化区間)、王寺、天王寺などで乗り換えが必要です。加茂より西は大和路線とかいう愛称に変わります。

東海道線経由がおすすめです

基本的には東海道線を選ぶのがいいです。理由はいくつかありますが、個人的に一番大きいと思っているのが、在来線に何かあったとき、特急料金さえ払えば新幹線に乗り換えることができるからです。

新幹線に逃げられる

旅程崩壊を経験したことがある人ならわかってもらえると思いますが、予定通りに旅行が進まないのはかなりストレスです。

どんな代替手段を使ってでも、当日中に目的地に着けることはプライスレスです。ホテルなんかを目的地で予約している場合は、辿り着けなかったら無駄になりますし。

在来線と新幹線に乗り換え可能な駅は以下の通り。

  • 東京
  • 横浜/新横浜(別途運賃は必要ですが、数百円です)
  • 小田原
  • 熱海
  • 三島
  • 富士/新富士(同じ駅ではないが近い)
  • 静岡
  • 掛川
  • 浜松
  • 名古屋
  • 米原
  • 京都
  • 新大阪

以上、結構な頻度で新幹線の駅と在来線の駅は併設しています。もし在来線が事故で止まっても、上の駅まで行ければ何とかなります。中央線だとこうはいかず、見知らぬ土地で足止めを食らうことになります。

沿線が発展している

中央線の沿線よりも、大きな街やホテルなどが豊富です。旅程崩壊しても、山の中で放り出されるということは考えづらく、とりあえず寝る場所には困らないのが東海道線のメリットの2つ目です。

運賃比較

では、運賃はどうでしょうか。結論から言えば、東海道線経由のほうが営業キロが短くなり、安いです。この面からも、私は東海道線を推しますね。

営業キロ運賃
東海道線のみ556.4km8910円
東海道線・関西本線548.1km8910円
中央線・東海道線587.3km9460円
中央線・太多線・高山線・東海道線616.2km9790円

関西本線経由で行けばキロ程は短いものの、運賃計算では同じ枠になってしまうので、お得ではないのが残念ですね……。

所要時間

米原
米原駅では必ず乗り換えが必要になります

時間に関しても、特に特急などを使わずとも東海道線のほうが早いのでお勧めです。中央線は特急を使うことでやっと東海道線と同じぐらいの所要時間になります。

いうて営業キロでは30kmぐらいしか変わらないのに、ここまで差が出るのは、中央線の接続の悪さと線形の悪さが影響していると考えられますね。

特急を使わない特急をなんとなく使う
東海道線のみ8時間~10時間30分程度早くなる
中央線・東海道線10時間~13時間2~3時間早くなる

関西本線や太多線に乗り換えるやり方も、時間はかかりますが朝に出れば当日中には目的地に着けるといった感じですが、詳しくは書きません。

まとめ

以上、東京⇔大阪間の移動はやはり東海道線が正義だということでした。

お金と時間に余裕がある人は中央線経由でもいいと思いますが、信州はいい場所なので、正直通過するだけではもったいないと思います。せっかく中央線経由で行くのであれば、宿泊しながらの移動を検討してみてはいかがでしょうか?

↑私も中央線経由で東京に行った際、長野で一泊しました。

今回紹介した経由以外にも、

  • 柘植で草津線に乗り換えて草津からもう一度東海道線に合流する
  • 木津で学研都市線に乗り入れ、北新地を目指す
  • 久宝寺でおおさか東線に乗り換える

など、いろいろな方法があります。気が向けば計算します。

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この記事を書いた人
雨森

あめもりと申します。
初音ミクやゲーム、交通などについて書いている大学生です。普段から使っているガジェットのレビューも始めました。最近はごちうさ熱が再燃中。

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