【逃げ上手の若君】【東方】の聖地、諏訪大社に行った(長野経由・東京・横浜旅行記)

旅行
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ダブル聖地の諏訪大社

2024年夏アニメの《逃げ上手の若君》は、諏訪に匿われていた時行様が話題ですが、それ以前にも東方風神録の聖地となっています。歴史的にも、中山道の宿場町ということで、諏訪は重要な地点となってきました。

そんな事情もあって諏訪を訪れてみることにしました。諏訪地域は、諏訪湖を挟んで北側の下諏訪と、南側の上諏訪に分かれますが、今回主に訪れたのは下諏訪の方です。下諏訪は中山道と甲州街道の分岐点にもなっていますが、その面影は現在では薄れてしまっています。

旅程の詳細について

今回の旅程ですが、主に東京経由の片道乗車券を使用します。大阪⇔下諏訪は、距離的に往復割引にならないのも相まって、総合的に前者の方がお得だと判断しました。

具体的には、

大阪【市内】→(東海道本線)→金山→(中央本線)→〔塩尻で下諏訪方面へ乗り換え〕→松本→(篠ノ井線)→長野→(北陸新幹線)→大宮→(東北本線)→東京→(東海道本線)→金山

です。太字部分は片道乗車券ですが、細字部分は一筆書きが成立しないので別で乗車券を買っています。なお、この乗車券だと関西方面に帰れないので、金山→大阪へは連続乗車券を購入しました。

運賃は学割で10,290円だったので、一般だと12,870円ですかね。営業キロは1,001~1,040kmの範囲です。

雑ですが上のような図になると思います。ちなみに、大宮で在来線に乗り換えているのは、単に特急料金を節約したかったからです。この辺りは電車の本数も多いですし、近いですから、わざわざ新幹線を使うまでもないと判断しました。

とはいうものの、結果的に新幹線を使う区間は多かったです。京都→名古屋間も本当は在来線で行きたかったのですが、時間の都合上断念。このほかにも高山本線と太多線を上手く使って名古屋を飛ばし、もっと長い片道乗車券をつくることも可能です。

先にネタバレをしておくと、結果的に特急や新幹線を使った区間は、

京都→名古屋(東海道新幹線)、名古屋→塩尻(中央本線)、長野→大宮(北陸新幹線)、新横浜→(金山)→京都(東海道新幹線)

逆に、在来線で行った区間は、

JR難波→京都、大宮→東京、東京→川崎、川崎→横浜

寄り道のために一筆書きの片道乗車券以外に買い足した区間は、

塩尻⇔下諏訪、ニューシャトル大宮⇔鉄道博物館、横浜→桜木町、桜木町→新横浜、

ということになりました。

1日目 大阪からスタート

ということで、(中山道の起点ではないものの)大阪からのスタートにすることにしました。日本橋のメロンブックスで開催していたごちうさのポップアップショップに立ち寄りたかったためです。

YouTuberの西園寺先輩(同志社大学卒)の聖地もしっかり訪れておきました。先輩旅行誘ってください。

日本橋オタロードへ

ひとまず大阪メトロ御堂筋線に乗って難波へ。難波から日本橋へは歩いて向かいました。お盆も明け、夕方なら涼しいかと思いましたが、普通に暑かったです。

ごちうさPUショップは残念ながら売り切れが多かったです。行ったはいいものの何も買わずに退散。

JR難波へ

国鉄型の列車が走っている大和路線の終着駅であるJR難波駅から旅程をスタートです。「大阪市内」のきっぷはどこからでも乗れるから便利ですね。

間違えて環状線に乗り換えられず、魔境に飛ばされたのは内緒です。 この電車に乗る機会ももう最後かもしれません。昔はUSJに行くときに環状線でよくお世話になっていたのですが……。写真があったはずなんですけど見つからず。

大阪駅のみどりの窓口で発券したきっぷ(窓口のお姉さんを困らせた)は、JR難波からの使用です。

JR大阪駅に学マスの広告がありました。ライブ行きたかったです……(´;ω;`)

2日目 いよいよスタート!

京都→名古屋

何か見どころがあるわけでもなかったので、特に写真も撮っていなかったのですが、京都から新幹線で名古屋までワープ。在来線よりも遅く出発出来て、しかも早く着きます。これが2,500円で利用できるとなると、使わない手はありません?

この日はお盆期間で、のぞみ号が全席指定といったこともあり、朝早い時間のひかり号に乗車しました。謎に運よくN700Sがやって来ました。

自由席号車は1~5号車です。案の定、5号車は激混みでしたが、1~3号車はがら空きでした。みんななぜちょっと歩いて前のほうに行かないんでしょう……。まあ知られていない限り、混まないので私としてはいいのですが。

のぞみ号全席指定の時期に新幹線を快適に利用する方法は前に記事にしたのでよければどうぞ。↓

名古屋には気動車がいました。関西圏に住んでいると、滅多に見ないので非常に嬉しかったです。ただ、乗り換えにはあまり時間がなかったので、名古屋は少し急ぎ気味に通過しました。

名古屋→塩尻

名古屋からは特急しなのに乗車しました。振り子装置が付いた列車ですが、結構揺れました。

名古屋駅を9時に発車するしなの5号です。自由席は後ろ2両。お盆期間ということもあってか、結構混んでいました。

厚かましくも最後尾の自由席をゲット。計画では、ケチって多治見から特急に乗ろうと考えていたのですが、前日に名古屋からに変更して正解でした。名古屋でほぼ満席になったので、座れなかったと思います。

普段から特急に乗りまくっている私ですが、ここで特急券と乗車券の検札を久しぶりに受けました。サンダーバードに自由席があった時以来です。

旧い車両で、おそらくリニューアルも入っていないので、コンセントはありません。ちょっと狭く感じましたが、こんなもんでしょうか。足置きは逆に足元の圧迫感があってあまり好みではありません。

私が言うのもなんですが、車内の年齢層は若めでした。みんな名古屋に出てきていて、その帰りといったところなのでしょうか? ちなみに、彼らは塩尻よりも先に行きました。塩尻で降りたのは私たち含めて数人で、みんなそれより先の松本や長野まで行ったのでしょう。

塩尻→下諏訪

奥に見えるように、塩尻駅前は割かし発展していましたね。この電車に乗って下諏訪まで行きました。

もうここまでくるとかなり東の雰囲気が感じられました。駅の運営もJR東で、JREポイント等の宣伝が、旅情を掻き立てます。

下諏訪に着です。京都を朝早くに出たので、ギリギリお昼にならない時間に着くことができました。

諏訪大社を巡る

下諏訪駅を後にして、出発しました。駅舎は外観は古めかしい作りですが、中は新しかったです。

ここから諏訪大社の春・秋宮へは、徒歩で向かいました。ちょっとGPSがおかしいですが、先に西側の春宮に訪れた後、中山道経由で東側の秋宮に向かいました。

昔はここに川が流れており、参拝者はここで馬から降りなくてはならなかったそうです。右奥に見えるのが下の写真と同じ鳥居です。これが表参道のようですね。

ということで秋宮に着きました。鳥居をくぐった瞬間、周囲の気温がスッと下がりました。そうでなくても、諏訪地域は涼しかったです。

本殿にお参りをし、道中の無事と健康を祈願しました。

名物? の東方痛絵馬もありました。時行様の絵馬はまだなかったです。今後増えていってほしいですね。諏訪子様~

そして時行様です。このポスター、結構探したのですが、春宮のここにしかありませんでした。「ポスター余ってませんか」と聞いてみるも、ない、とのことでした。残念!

秋宮の隣にはきれいな川が流れていました。本当に涼しくて気持ちがよかったです。この川で時行様も水遊びをしたのかもしれません。

中山道は、小高いところに位置していて、景色がとてもよかったです。奥には諏訪湖を望みます。この辺りも時行様が通ったのかなぁと考えると、聖地巡礼感が増しますね。

特にこの神社からは、冷たい湧き水が出ていて、最高でした。顔を洗ってリフレッシュし、再出発しました。ここ以外にも、諏訪は温泉地という側面もあるそうで、あらゆるところに無料の温泉の蛇口がありました。冬ならいいかもしれません。

宿場町らしい雰囲気が残る建物もありました。この建物は江戸時代以降だとおもうので、時行様はあまり関係ないかもしれません。

中山道を経由して、秋宮へ。

ここが一番有名な神楽殿ではないでしょうか。東方の例の背景にもなっている場所ですね。しめ縄が立派でした。

最後は、諏訪領の犬追物のエリアを区切っていたとされる石を見に行きました。

《逃げ上手の若君》の時行様も、小笠原貞宗と対峙した際に、犬追物をしていましたが、これはその時代からあるものなのでしょうか……? もしそうなら、あの場面はここで行われれていたのかもしれませんね(第6話)。

今ではそんな雰囲気もなくなり、すっかり住宅街になっています。駅前なので行きやすいと思います。

ということで、下諏訪を後にしました。涼しく、静かな場所でとても気に入りました。ガッカリ観光地も多い中、下諏訪はまた是非行きたい場所なりましたね。

チノちゃんがいました。

塩尻→松本

鈍行に乗って松本へと北上しました。ここでの目的は、国宝の松本城を見ることです。昼過ぎに諏訪を出発し、2時半ごろに松本に到着しました。予定より早く、時間に余裕を持って行動できていましたね。

外に出ると諏訪と打って変わっての暑さ。それでも大阪や京都よりかは全然マシだったと思います。

特急あずさが並んでいるのは本当に東に来てしまったんだなあと感じます(2回目)。

松本駅から松本城へはバスもありますが、歩けない距離ではなかったので、街の雰囲気を味わいがてら歩いて行くことにしました。

コスプレ殿と姫がいました。手を振ってくれたりして愛想がよかったです。

中の木造建築も良く残っていました。

松本→長野

いよいよ1日目の目的地である、県庁所在地長野へ向かいます。篠ノ井線というローカル線に乗り換え、この旅の鈍行区間で一番時間をかけて移動しました。

後ろの北陸新幹線と一緒に乗ってきた電車とツーショット。

長野に着いた頃には薄暗くなっていました。

予約をしていた東急REIホテルに到着。駅前で便利でした。

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