2024年度からの新しい授業形態
2024年度秋学期の情報に対応しました!
2024年度から、同志社大学は新たな学年歴を導入しました。この記事では、オンライン授業や対面授業の回数がどうなるかや、新しい履修登録のしかたについて解説します。
1週(オンデマンド)+13週(対面)+1週(オンデマンド)の学年暦
従来の15週間の対面授業が変わります。
大学側としては、これにより長期休暇の期間を延長し、「自分だけの学びの機会」を提供する目的があるそうです。
我々学生側としても、実質的な負担軽減となりそうですが、実際のところどうなんでしょうか。
定期試験は実質的な第15週に実施
第1週のオンラインと、中13週の対面授業が終了次第、試験期間になるようです。
つまり、従前は16週以降に試験期間が設定されましたが、
新学年歴では14週以降に試験期間が設定されます。
最終授業(オンデマンド)は試験後(14週以降~)に配信されるようです。
実質的には、試験が終了次第休暇に入るといったところなのでしょうが、
結局試験期間によっては日程がバラつき、不平不満が生まれるのは今まで通り変わりないのでは……? と思うのですが、実際のところやってみないとわからないですね。
従前の授業内評価はどうなるのかは授業による
14週目に授業内評価をやり、15週目はほぼ休講のような、文科省が顔を赤くして怒るような事態が公然と行われてきました。
今回の学年歴改正に伴って、授業内評価は、14週にやる講義も多いようです。しかし、テスト期間に回される授業も多く、そこは進度との兼ね合いが大きいようです。
履修登録のしかた 2024年秋学期追記あり
2024/9/10: 2024年度秋学期の情報を追記しました。
履修登録期間が変わる(一般登録の場合)
2023年度までは、第1週(4月4日~10日)が始まる前にすべて履修登録をする必要がありましたが、
2024年度からは、第1週の週の特定の2日間(2024年度春学期の場合4月8日と9日)に履修登録をすることになっています。
2024年度秋学期の履修登録期間は、以下の通りです。学部・学科により異なることあり。
春学期に登録していた秋学期の授業の先行登録削除 9月13日~15日
先行登録 9月18日~ ←科目によって異なるので、よく確認してください
Do Week(1週目・登録なしお試し期間)9月24日(火)~30日(月)
一般登録 9月26日(木)の午前10時~9月27日(金)の午後5時
期間が非常に短いです!!! 絶対に確認してください!!
↓必ず大学公式の資料を確認するようにしてください↓
先行登録 今出川一般登録 田辺一般登録
第1週に授業や先生の雰囲気をオンラインで見つつ、履修するかどうかを判断できるということです。
このとき、履修登録をする必要はなく、シラバスにあるリンクから授業動画には飛べるようです。
その動画を見て、登録するかどうかを判断してよいのです。
ちなみに、履修登録前はDuetのシラバスから動画を見ることができます。
この1週間のことを、DO Weekと言うそうです。
従来、履修単位上限などの関係もあって、登録するかどうか迷うことも多かったですが、これが解決されるのではないでしょうか。
詳しくは公式の要項をご覧ください
大学への持ちものはこちら。新学期に合わせて改めて確認してはいかがでしょうか。
履修中止は無くならない
このシステムでは、履修中止が必要なくなりそうですが、そうではないようです。
この点は安心してよさそうです(履修単位数は減ることには従来とも違いないですが)。
2024年度春学期の履修中止期間は5月8日から9日です。忘れずにDUETを確認しましょう。詳しくはこちら。←公式の資料に飛びます。
2024年度秋学期の履修中止期間は10月22日(火)10:00~10月23日(水)17:00です。
特に春学期の履修中止は、秋に春の履中分の単位が復活するので、やり得です。秋はあんまり意味がありませんが、GPAが下がることが気になる人は履中した方がいいでしょう。
先行登録は従来通り
先行登録科目に指定されている一部の般教、英語、第二言語、一部の教職関連科目は従来通り先行登録が必要です。
こちらはDo Weekの前に登録を確定させなければなりません。
日程、科目などに注意して登録するようにしましょう。既に要項が発表されているので、併せてどうぞ。
般教レビューはこちらから
私が受けた講義の感想はこちらからどうぞ。
↓↓ おすすめの般教
テスト期間について
2024年度春学期の古い情報です。今後の予定はまた加筆します。
2024年度春学期テスト期間は、7/18(木)~7/24(水)となっています。
レポートの締め切りは、7/31が多いようです。
この点、従来の学年歴より早くなっているので注意が必要です。
夏休みについて
各自の期末テスト終了後となります。もしテスト期間中に一つもテストがないなら、2024年度春学期の場合、7/18~の人が多いのではないでしょうか(7月第3週です)。
なお、従来の場合、7月第4週~第5週の間からテスト期間でした。テスト期間も含めると、8月第2週まで学校があった人もいたということです。つまり、人によっては1か月近く学期が短くなった、と言えます。
これを考えると、7月いっぱいで終わりきる新学年歴は、デメリットばかりではないように思いますね。
冬休みについて
学祭(EVE祭)期間の休講
11月26日(火)~28日(木)
クリスマス・年末年始休暇
12月25日(水)~1月5日(日)
春休み(秋学期終了後)
各自の期末テスト終了後となりますが、もしテスト期間中に一つもテストがないなら、2024年度秋学期の場合、1月21日~の人が多いのではないでしょうか。
まとめ
1.結果的にはオンライン1週+対面13週+試験期間+オンライン1週
2.一般登録期間が第1週の特定の日に変更
3.授業や先生を見てから登録可能
4.先行登録は従来通り
5.夏休みは長くなったと考えてよい
といったところです。この改革がどう転ぶか、学期末が見ものですね……。
詳しくは同志社大学の特設サイトを見るなり、DUETを確認するなり、公式様のYouTubeを確認するなどしてください。
末筆ながら、植木学長お疲れさまでした。
追記
2024/4/7
なんでこんな意味わからんことしたん? 改悪です。
2024/7/1
14週目で終わるのは、精神的にかなり楽です。また、当初は気づきませんでしたが、DoWeekのおかげでそもそもの1週目も早いので、他大に比べて学期が終わるのが早く、休みが長くなっています。今の私は第12週にいますが、「新しい学年歴」 神制度かもしれません。
ただ、どの先生も上からの指示があいまいで困惑されていると聞いています。学生としても、講義によってDoWeekのやり方が違ったりして、大変混乱しました。
初めての試みなので仕方はないですが、今後は改善をお願いしたいです。
2024/7/11
結局テスト期間がDoWeekよりも後にあったり、DoWeekの動画がテストより前に配信するという事態が一部の講義で起こっているそうです。
シラバスは学生と教員との約束事項です。このような事態が起こるのは、同じ大学の学生として大変残念に思います。
2024/7/28
アンケート等、何もありません。大学当局はフィードバックを取る気はないのでしょうか?
もちろん、良い点もたくさんありましたが、悪い点が見つかったことも事実だと思います。そこを学生からくみ取らないのは、あまりにも無責任ではないでしょうか。
ある教員から、逆に負担が増え、研究時間がないがしろにされたとの不満のメッセージがDUETで送られてきました。
2024/9/24 先行登録の合否発表がDoWeek期間中にあるのが意味不明
これつまり、落ちてたりしたら1週目の課題どうしろって言うんですか? 他の授業を取り直したりしないとなのに、残り日数が迫ったDoWeek期間中にやれっていうんですか?
私はDoWeek肯定派です。休みが増え、自分の好きなことがやりやすくなるというこの制度の趣旨には大変賛成できます。しかし、どうも学生からのフィードバックを全く無視していたり、細かいところの詰めが甘いような気がします。